長期インターシップのまとめ!メリット・デメリットを徹底解説!

インターンシップには短期と長期があり、特に長期インターンシップは時間もかかる分よりダイレクトに就活に影響します。

そこで、数ヶ月以上の長期インターンシップを行う場合、どんなメリット・デメリットがあるのかを確認してみましょう。

志望業界があるならおすすめ!

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すでに進みたい業界を絞っている就活生候補も多いのではないでしょうか。そのような方は、どんな仕事をし、どんな待遇なのかを事前に調べているかもしれません。

しかし、実際に働くのと外から見ているのとでは見えてくる景色も違います。インターン生はアルバイトとは異なり、より実務に近い場所で仕事を進められます。

近くで見ることで初めて分かることもたくさんありますし、貴重な経験を得られるはずです。短期インターンシップでも職場を間近で体験できますが、基本的に短期インターンシップは期間が短い分企業からおもてなしを受けている段階です。

そんな段階では業界の現状や働きがいというのは見えてきませんし、長期インターンシップにしかない明確なメリットといえるでしょう。

長期インターン生は社員と全く同じとまではいきませんが、スキルを習得すれば戦力の一人としてカウントされることも珍しくありません。企業の一員としての働きがいを自分自身で確認できるため、志望業界で自分が本当に働きたいのかをより確実に確認できるのです。

また、単純に大人と一緒に仕事ができるというのも、大きなメリットになります。インターンを終えて長期インターンシップの経験が身に付いていると、就活の面接でも物怖じすることなく受け答えを行えます。

より企業からの印象も良くなるので、インターンシップ先にそのまま就職しないにしても役立つ可能性が高い貴重な財産を得られるのです。

給与を受け取れる

給与を受け取れる

長期インターンシップ第二のメリットは、給与を受け取れることです。ただ仕事内容を把握できるだけでなく、仕事をしながら稼ぐことも可能なため、アルバイトよりもある意味効率的です。

いくら貰えるかは当然インターンシップ先によって異なりますが、正社員のように平日9時18時で働くわけではないので、大学生活を疎かにするわけでもありません。きちんと学業とインターンシップを両立させたうえで、アルバイトと同様の賃金を稼ぐことができるのです。また、就活時には交通費など今まで以上にお金がかかりがちです。

その時の軍資金を貯蓄しておく目的でも、長期インターンシップは有用な手段なのです。

スキルを磨くことができる

スキルは専門的なスキルと社会人としてのビジネススキルの両方になります。どちらも本やインターネットから知識として吸収することはできますが、職場で学ぶ生のスキルには敵いません。

特にビジネススキルに関しては、就活でも役立つ知識が満載なので決して無駄にはなりません。他の学生に比べて一歩抜きん出ることができるので、就活という競争の場で先を歩むことができるメリットは大きいでしょう。

履歴書にアピールポイントとして長期インターンシップの経験を記入することも可能ですし、もちろん入社以降もインターンの経験は役に立つはずです。今後の社会人生活において、かけがえのない経験となるのです。

そのまま働けることも

長期インターンシップはある程度の戦力として見込まれているので、充分な働きぶりを見せることができればそのまま本採用にまで繋げることも可能です。

インターン生からしても魅力的であることはもちろん、企業からしてもわざわざ面接で就活生の是非を見極める必要がなくなるので、両者にとってメリットのある方法なのです。もちろん、確実に内定を貰えるわけではありませんが、最終的な目標として本採用を目的に長期インターンシップを狙うのもありでしょう。

すでに自分のスキルに自信がある方は、働きたい企業のインターンに応募して活躍し、内定を貰うというパターンに持ち込むことも可能です。決して非現実的な話ではなく、充分狙える範囲の話であるため、積極的にインターンに参加してみましょう。

拘束時間は長くなる

拘束時間は長くなる

数日、短ければ1日で終了する短期インターンシップとは異なり、長期インターンシップは当然拘束時間も長くなります。1ヶ月や数ヶ月、半年や1年以上に渡ってインターンシップを実施している企業もあります。

その分スキルを磨けることは確かですが、学業よりも仕事に忙しくなり、勉強が疎かになりやすいことも事実です。特に、仕事に慣れていない状態では、一日の仕事終了後も疲れて何もできないほど疲弊する可能性も否定できません。

仕事内容もアルバイト以上に責任が伴うことが多く、仕事時間外でも仕事内容について頭を悩ませたりとインターンシップに関わる時間が長くなりがちです。

また、長期インターンシップの出勤日は学生の希望に合わせてはくれるものの、やはり週に3日以上は企業としても出勤してもらいたい所でしょう。インターン生も貴重な労働力として計算されますし、週に1日2日しか来ないのであれば長期インターンシップとして雇う理由が薄れてしまうのです。

このような事実もあり、長期インターンシップは拘束時間が長くなりやすいのです。

働ける時間が限定されやすい

志望業界にもよりますが、長期インターンシップの場合ほとんどが日中の勤務に限られています。授業が終わった夕方から参加したい、月曜日は午前だけ出勤して、水曜日は夕方頃からインターンに励みたい、といった変則的な働き方は難しいのが長期インターンシップのデメリットです。

アルバイト感覚で応募すると、企業が求めている勤務形態と学生が求めている勤務形態に差が生まれることも珍しくなく、その点で長期インターンシップを断念する学生もいるでしょう。中には細かく勤務調整してくれる企業もあるかもしれませんが、簡単に見つかるわけではありません。

特に学生の場合、当然ながら授業は日中に行われるため、企業の勤務形態とほとんど被ってしまいます。上手に時間割をやりくりしないと参加できない可能性もありますし、大学3年次から長期インターンシップに参加する場合は単位を1、2年次に大抵取り終えておくくらいの余裕がほしい所です。

この点も、短期インターンシップに比べて長期インターンシップのハードルが高い理由になるでしょう。

アルバイトよりも責任がある

アルバイトよりも責任がある

これは単純にデメリットというわけではありませんが、責任感の強い仕事も多くなります。責任感の強い仕事を任されることで一回り大きくなれることも確かですが、その分適当な仕事は許されません。プレッシャーによるストレスも感じるかもしれませんし、その点は最初から覚悟して長期インターンシップに臨む必要があるでしょう。

また、この責任のある仕事は長期インターンシップの期間が長引くほど任されやすくなります。失敗を経て徐々に信用を獲得し、今まで以上に責任感のある仕事を任されるのです。このことから、1年以上の長期インターンシップを考えている方はなおさら厳しい環境に置かれるかもしれません。

その経験を糧にして、就職活動に役立てることで、責任感が伴うというデメリットをメリットに変えてしまいましょう。

長期インターンシップで自分を成長させる

いくつかのデメリットはありますが、それを補うだけのメリットが長期インターンシップにはあるのです。

自分をより成長させたい方、就活に向けて自分なりの武器を見つけたい方など、将来を見越して何らかのアクションを起こしたい方は長期インターンシップはうってつけです。長期インターンシップ自体は大学1年生からでも受けられるため、学業とも折り合いを付けながら検討してみましょう。

社会人としての視点を身に着けけ、他の学生にはない強みを獲得しましょう。

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