就活にもお金がかかる!気になる平均額を大公開!
就活をする場合、全国あちらこちらへ移動することも珍しくありません。夢中で就活しているうちはあまり気にならなくても、いざ就活が終わると「こんなにお金がかかってしまった」と驚く人も多いです。
意外と見落としがちな就活にかかるお金について、ほかの人たちが実際にどれくらい使ったのかアンケートをとってみました。
これから就活を始める人は、この結果を参考にして計画的に就活資金を貯めておきましょう。
【質問】
就活に使ったお金はどのぐらい?
【回答数】
10万円以内:66
10~30万円以内:27
30~50万円以内:6
50万円以上:1
意外と堅実?10万円以内に抑えた人が多数
アンケートの結果、過半数から「10万円以内」という回答が得られました。
・家から近い企業を中心に活動をしたのでお金があまりかかりませんでした。唯一かかったのは交通費で新幹線を利用しました。(20代/女性/正社員) ・特に就活に向けて準備するものもなく、スーツや鞄、靴も入学当時に着用していたものをそのまま使用したので、交通費がかかったくらいでした。(20代/女性/学生) ・地元就職だったのでかかった交通費は安いから。特別そんなにお金かかってないと思う。(20代/男性/学生) ・交通費、カフェ代などに使いました。特に交通費が痛かったです。(20代/男性/正社員) ・地元付近での活動を行い、またそれほど多くの企業に回らなかったため、交通費がそれほどかからなかった。(20代/男性/正社員) |
回答理由を見ると、就活ではやはり交通費に多くのお金がかかることがわかります。この点、家や地元周辺で就活を行ったためにお金があまりかからなかったという意見が目立ちました。
家から近い企業を回ると、交通費だけでなく宿泊費や外食費なども節約できるため、意外とお金を使わずに済んだようです。また、大学入学時のスーツなどを再利用することで節約できた人もいました。
就活のことを考え、大学入学時にあえてシンプルなスーツやカバンなどを選んだ堅実な人もいるかもしれません。
しっかり貯金を!10万円以上かかることも
アンケートの結果「10万円以内」に次いで「10~30万円以内」「30~50万円以内」「50万円以上」の順となりました。
・地方の大学に通学していたため、都内への交通費や宿泊費はどうしても大きくなったから(20代/男性/学生) ・自分は、インターンや企業の説明会に多く参加したため、交通費の出費がかなり多く15万円ほど使いました。(20代/男性/学生) ・公務員の予備校の受講料、交通費で25万円。スーツの代金、会場までの交通費等で5万円。合わせて30万円程。(20代/女性/学生) ・新卒の頃は塾に入って就職活動をしていました。塾代25万+雑費(交通費、証明写真代など)10万=合計35万です。(20代/男性/正社員) ・スーツなどの必需品や面接時などの交通費や宿泊費にかかりました。(20代/男性/正社員) |
交通費や宿泊費といったお決まりの出費以外に、就活を有利に進めるための専門学校や塾などの受講料でかなりのお金を使っている人が目立ちました。インターンに参加したり、数多くの企業で採用試験を受けたりするなど、積極的に就活に取り組んだ人ほど高額のお金がかかる傾向にあります。
就職は、自分の人生を左右すると言っても過言ではありません。将来の自分への投資と考え、惜しまずお金を使ったと考えられます。なかには50万円以上というお金を使った人もおり、就活にかける意気込みがうかがえます。
お金をかける?節約する?就活スタイルにあわせて資金を準備
アンケートにより、就活にかけるお金の平均額が見えてきました。過半数は10万円以内で抑えるものの、それ以上使う人も珍しくはありません。
10万円以内に抑えたいなら、受ける企業数を厳選したり、家や地元から通って交通費などを節約したりするのがポイントです。
数多くの企業にチャレンジしたい、採用の可能性を高めたいという場合は、高額の交通費や就活塾などの受講料も覚悟する必要があります。まずは自分が希望する就活スタイルを明確にし、それに必要な資金を考えるようにしましょう。
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20 – 29 【職業】正社員 学生
■調査期間:2018年12月27日~2019年01月10日
■有効回答数:100サンプル
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