就活はやることがたくさん!就活時の計画の立て方

就活をするときには、シーズンが始まる前からやることが山積みになります。

やるべきことを首尾よくこなしていくためには計画性が欠かせません。

どのような手順で計画を立てて実行して行ったら就活に成功できるのでしょうか。

まずは就活の全体像を把握して必要なものを準備しましょう

就職活動を行う上で重要なのが事前準備です。

まずは全体像を概観して“いつ何をすることになるか”を把握しましょう。

シーズンになると企業からの求人に対してエントリーできるようになります。

エントリーシートの作成とウェブテストの受験などを経て書類選考が行われ、選ばれた人は通常は三回の面接を経て内定に辿り着くというのが基本的な流れです。

就活では併願が基本で、数十社もエントリーすることもあります。

エントリーが開始される前に企業説明会も開かれるため、スケジュール管理をしつつ取捨選択をして取り組むことが必須です。

滞りなく就活を進めるためには企業説明会などが始まるシーズンの到来前に必要品を準備しておきましょう。

具体的にはリクルートスーツ、鞄、靴を用意してすぐに身なりを整えられるようにすることがまず必要です。

そして、自己分析や業界研究をした結果を記録するノート、スケジュールを記録したり、面接などでメモを取ったりするための手帳、書類選考や面接で必要になる履歴書を準備しておくと安心でしょう。

自己分析と業界研究を行いましょう

次に行う事前準備として欠かせないのが自己分析業界研究です。

自分の適性と興味を分析して、どのような企業で何をして働きたいのかをリストアップしていきます。

そして、働きたい業界の候補を決め、その業界でどの企業がどんな活動を行っているのかを就活用ノートに書き留めていきましょう。

自己分析の結果はこれから志望企業を決めて自己PRや志望動機を考える上での材料になります。

業界研究で各企業を比較しておくと、志望理由を考えるのに役立つだけでなく、面接で柔軟に対応できる力にもなるでしょう。

この準備を整えた頃に企業説明会の参加者募集が始まるといった時間間隔でスケジュールを立てておくと円滑に就活を進めることができます。

また、これと並行して行う必要があるのがSPI対策です。

新卒が求人に応募するときにほとんどの企業から要求されるのがSPI試験で、書類選考ではこの点数で足切りされることも多々あります。

自己分析や業界研究と並行して勉強を進めるのが大切です。

志望企業の優先順位を付けましょう

就活では企業説明会に参加したりエントリーしたりする企業を絞り込むことが重要です。

エントリー数を増やすほど研究しなければならない企業の数も増え、エントリーシートを書く枚数も増えていきます。

一つの企業に対して割ける時間が短くなる分、不利になってしまうことは否めません。

しかし、エントリー数が少ないと内定が出なかったときに苦しい思いをするでしょう。

人によって何社が適切かは異なるので数はこの時点で決めなくても構いません。

まずは志望企業をリストアップし、志望度順に優先順位を付けましょう。

この際に必ずしも一位はA社、二位はB社といった一対一関係にする必要はありません。

まだこの時点で行ってきた企業研究の結果だけでは甲乙付けがたいケースが多々あります。

志望度が高い順にグループ分けして、数社ずつまとめるのが賢い方法です。

そして、エントリーの際には志望度が高い順にエントリーしていき、企業説明会への参加では優先順位が高い方からスケジュールに入れていくと良いでしょう。

企業説明会への参加やエントリーを賢く行いましょう

企業説明会への参加もエントリーも他の就活生との競争になります。

オープンになったら速やかに申し込みやエントリーをすることが必要なので、毎日でも企業の新卒募集のページを確認しましょう。

そして、志望度が高いグループに入っている企業から優先して企業説明会のスケジュールを入れていきます。

異なる企業が同じ日に説明会を行うというパターンはよくあるので優先順位が決まっているとすぐに決めて応募できます。

同じ優先順位の企業が同じ日に説明会を実施することもありますが、募集開始が早い方を優先すると決めておけば心配はないでしょう。

エントリーについても同様で志望度が高いグループの企業から順にエントリーしていきます。

エントリーシートの提出が求められることになりますが、その準備をしやすい企業から順に対応していくと良いでしょう。

一つの企業に時間と労力を費やしすぎたために、同じ志望度の企業をいくつも逃してしまうこともあります。

志望度を第一に考え、続いてエントリーシートの書きやすさを重視して順次書類作成を行うのが合理的な方法です。

テストと面接を受けながら優先順位を見直しましょう

エントリーシートを提出してしまえば、後はテストや面接を受けていくことで内定に向かって進むことができます。

試験日が複数の企業で重なってしまうこともありますが、その際にも最初に決めた優先順位に基づいて決断すれば構いません。

日程が重なってしまったときに交渉してずらしてもらうのも重要で、志望度が高い企業の試験を固定して、志望度が低い企業の試験の日程をずらすという方針を立てれば良いでしょう。

面接試験を受けて話をしていると志望度が変化することもあります。

面接を受ける度に同じグループの中でも上位に位置するか、一つ下の順位の企業と同じ程度の志望度かといった形で順位付けの見直しをしましょう。

企業の内情に触れるにつれて違いを理解でき、自分に合っている企業がどこかを判断できるようになっていきます。

順位付けの見直しをする度にそれぞれの企業に対する自分の中での志望度が明らかになり、スケジュールを組んだり企業研究をしたりするために割く時間も長くできます。

一つの企業だけに絞り込まないように気をつける必要はありますが、大まかな形で優先順位を付けておくとテストや面接が始まってからも柔軟に計画を変更できるようになります。

柔軟に変更できる計画を立てるための準備を整えましょう

就職活動では企業説明会への参加やエントリーシートの作成、SPI試験や面接試験などを定められた日に行わなければなりません。

その日時が確定するのは直前なので、計画は柔軟に変更できるようにしておくことが肝心です。

予め業界研究をして企業を志望度順に大まかにグループ分けをしておきましょう。

エントリーまではその優先順位に従っていれば問題ありません。

そして、説明会や面接などを通して優先順位を見直し、力を注ぐ企業を絞り込んでいくのが賢い方法です。

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