【就活マナー】就活中にワックスを付けるのはアリ?ナシ?

就活の最後の関門といえば、面接なのではないでしょうか。就職を目指している方であれば、面接で少しでも好印象を与えるために身だしなみから整えたいと思うはず。

では髪型を整えるためにワックスを使用しても、失礼にはならないのでしょうか。

今回の記事では、就活中のワックスの使用について詳しく紹介していきます。

ワックスを使用することは就活に効果的?

就活中にワックスを使用したとしても、特に大きな問題はありません。ただし、注意しなければならない点もいくつかあります。

特に「適度な量を守ること」、これだけは必ず心に留めておく必要があります。なぜならばワックスをつけ過ぎることによって、悪いイメージを与えてしまう可能性が高いからです。

また企業によっては、例外もあります。たとえば、警官や公務員のようなお堅い職業。このような職種はワックスをお洒落の一部として考えている傾向が強いため、なるべくなら避けなければなりません。

どうしても髪を抑えたいのであれば、ジェルやポマードでセットするのが賢明でしょう。

ワックスは注意して使用すれば、就活においてプラスのイメージを与えてくれる魔法のアイテムです。何よりも大きなメリットは、清潔感を演出してくれること。

ワックス本来の働きは広がった髪を抑えることにあるため、正しくセットすれば髪型をシャープに見せることが可能です。シャープな髪型は、爽やかで誠実なイメージを相手に与えてくれます。

同時に清潔感も連想させてくれるため、特に面接においてはプラス効果を生み出す可能性は大です。さらに見た目の清潔感は身だしなみやマナーに高い意識を持った人物であるといったイメージを、相手に持たせやすくなります。

面接は、第一印象が何よりも大切。第一印象がより良いものになれば、ライバルとも大きく差を開くことができるでしょう。

ワックスを使用することによって、髪に束感を作り出せるのも大きなメリット。近年はグローバル化に伴い、自己プロデュース能力を重視した企業も増え始めています。

このような企業は髪型なども細かくチェックしているため、ワックスでセットすることはとても効果的です。特に束感のある髪型は、フレッシュなイメージを持たせてくれます。面接ではきはきと答えることによって、さらに若く活発的な印象を増長してくれるでしょう。

就活でのワックスの使用は、あくまでも清潔感を作り出すためでのものです。若い世代は特にお洒落アイテムとしての癖が抜けず、間違った使い方をしてしまう傾向にあります。

企業は、お洒落な人材を求めているわけではありません。この点を勘違いしないようにすることも、就活中にワックスを効果的に使うための重要なポイントです。

ワックスでセットする際の注意点は?

就活中にワックスでセットする際には、注意すべき点がいくつかあります。

まず最も重要なのが、ワックスのつけ過ぎに注意すること。理由は至ってシンプル、つけ過ぎてしまうと髪がべたつき不潔な印象を与えてしまうからです。

またワックスの種類によっては、つけ過ぎることによって白い粉が浮き出てしまうものもあります。

このような状態に陥ってしまうと、相手からはゴミやフケなどが髪に引っ付いているように見られがちです。

いくら好印象を積み上げていたとしても、このような細かな点が発見されてしまえば印象は悪い方向へと一気に崩れ落ちてしまいます。

たとえワックスを普段使い慣れている人であっても、ナチュラルに髪がまとまる程度にワックスの量を抑えること。

不潔な印象を持たれないようにするためには、このポイントをしっかりと頭に入れておかなければなりません。ワックスを使用する際には、香りにも神経を働かせておく必要があります。なぜならば、ワックスの香りは意外と強いものが多いからです。

場合によっては頭皮の汗の成分と混ざり合って、強烈な香りを放ってしまうケースも。普段ワックスを使用している人は特に慣れているため、このような香りにはなかなか気づけないものです。

しかし面接会場は、そのほとんどが密室空間。香りが届きやすい環境にあるため、あまりにも強いと面接官を不快にしてしまうかもしれません。

マイナスのイメージを持たれないようにするためにも、就活中には無臭や微香性タイプのワックスを使用することが望ましいでしょう。個性的すぎる髪型は、特殊な職業を除き基本的にはNGです。

例えばパンクロックのボーカルのようにツンツンに立たせた髪型や、リーゼントやオールバックのようにガチガチに固めた髪型。ワックスを就活に使用する上で、方向性からして大きく間違っています。

またこのような髪型は、相手に威圧感を与えてしまいがちです。いくら性格が優しかったとしても、面接では髪型一つで印象が大きく変わってしまいます。

就活を成功させたいのであれば、たとえ髪型にこだわりを持っていたとしても割り切ることが必要です。

髪型にこだわりを持っている人は、身だしなみへの意識が高い傾向にあると言われています。清潔感のある髪型へとチェンジすることも、それほど難しくないでしょう。

就活向けのワックスの選び方は?

就活中にワックスを使用するのであれば、選び方から注意していかなければなりません。

なぜならばワックスの種類によっては、就活に向かないものもあるからです。また個人の髪質によって、ワックスには向き不向きがあるということも把握しておく必要があります。髪が傷んでいる人や髪がパサつく人は、ツヤ感を出せるワックスが最適です。

髪の毛にツヤが出ることによって、フレッシュで清潔感のあるイメージを生み出してくれます。このタイプのワックスは髪になじみやすいため、いつも使用しているワックスにミックスしても効果が薄れることがありません。

また長時間その効果は続くため、朝にセットしたとしても十分に持ちます。

ただし市販のあまりにも安いワックスは、それほどの効果が期待できず香りも強いため注意が必要です。またツヤを出したいのであれば、ジェルタイプのワックスも非常に効果が期待できます。

水分量が多くべたつきやすいというデメリットもありますが、通常のワックスよりも少ない量で髪にツヤを与えることが可能です。

特に髪の量が多い人には、ジェルタイプの方が髪になじみやすく値段もリーズナブルかもしれません。ワックスには、固形タイプのものもあります。

このタイプは髪を固める糊のような性質を持っているため、ショートカットでサイドが浮きやすいという悩みを持った人には最適です。

ただし使い方を間違えると、白い塊が髪に残ってしまうといったデメリットも同時に兼ね備えています。白い固形物が髪に付着していると、それだけで不潔というレッテルを貼られてしまいがち。

このような状態を避けるためには、ワックスをつける前に手のひらで十分に伸ばしておかなければなりません。正しい使い方としてはまず十円玉の大きさほどの量を手のひらに乗せ、両手を擦り合せながらワックスが見えなくなるまで引き延ばします。

このようにして手のひらに染み込んだワックスを使用すれば、白い塊が髪に付着してしまうのを防ぐことも可能です。

またこのタイプのワックスは、時間の経過と共に白い粉が浮いてきてしまうケースもあります。ワックスの品質や個人の髪質によって浮いてくるまでの時間はまちまちですが、水分の少ない髪質の人は白い粉が浮いてきやすいようです。

このような髪質の人は特に、シャワーなどで水分を十分に髪に与えてからの使用がベストと言えるでしょう。ワックスを選ぶ際に何よりも重要なのは、自分の髪質にあったものを選ぶことです。

髪の毛とは意外と繊細なものであり、髪質に合わないと大きな効果を発揮してくれません。また髪質に合わないワックスを使用するとセットをするのにも時間がかかってしまうため、面接前に余計な焦りが生じてしまいます。

このような事態に陥らないためにも、まずは自分の髪質を知っておくことが重要です。そして自分の髪質を知るには、専門家に聞くのが一番。行きつけの美容院などで、プロの美容師さんに自分の髪質を聞いてみると良いでしょう。

親切な美容師さんならば、髪質にあったセット方法やワックスなどを丁寧にアドバイスしてくれるかもしれません。なお硬い髪質ならばハードな固形タイプ、柔らかいい髪質ならばソフトなクリームやジェルタイプのワックスが一般的に推奨されています。

面接で第一印象を良くするためにはワックスを効果的に使うことが大切!

このようにワックスは使い方一つで、相手に与えるイメージが180度変わってしまいます。

清潔感を演出する目的で使用したのにも関わらず、不潔な印象を与えてしまっては元も子もありません。マイナス効果にならないようにするためにも、正しい使用方法と適度な量はあらかじめ把握しておくことが何よりも大切なポイントです。

自分の髪質に合ったワックスを正しく利用すれば、清潔感溢れる魅力的な人物へと生まれ変わることができるでしょう。

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