質問内容:就活の適性検査の結果と自己PRの強みが一致していないとダメなのでしょうか?

回答:

もちろん、一致していたほうが良いです。

ほとんどの人事選考では最初の段階で適正検査を実施します。当然、その後の面接では適性検査の結果とエントリーシートの両方が面接官の手元に置かれるわけです。もし適正検査の結果と自己PRの強みが一致していないと、「自分を客観的に見れない人」という印象を与えてしまうでしょう。

といっても、選考時に受ける適性検査の結果は基本的に教えてもらえませんし、仮に教えてもらえてもエントリーシートは選考開始前に書くため「つじつまあわせ」は不可能です。

かといって、普段から「自分はこういう性格だ!」と言い切れる人はほとんどいませんよね。それに自分が思い込んでいる性格(長所)と実際の性格が違うこともあります。ですから思い込みやその場の思いつきでエントリーシートを書くのはちょっと危険です。

では、どうすればいいでしょうか?

オススメしたいのは、就活を開始する際にあらかじめ複数の適性検査サービスを受けることです。インターネット上には無料の適正検査サービスがいくつもありますし、中には選考で実際に使われているものもあります。本番に近い(あるいは同じ)適性検査を経験しておけば、テストなどであがりやすい人も落ち着いて選考に臨めるでしょう。

ただしいくら適性検査に慣れたからといって、小細工は禁物! 少しでも良く見せたいという気持ちはわかりますが、自分を偽るような回答をしても遅かれ早かれボロが出ます。そうなると面接官の心証は最悪です。

それよりも、適性検査で自分の欠点を把握したら、それを改善する努力をするのはいかがでしょうか? 回答の選択肢を選ぶ小手先のテクニックを磨くのではなく、自分の思考や発想を改善するのです。これなら、社会人になってからも必ず役立ちます。ぜひ頑張ってみてくださいね!

執筆者:16卒 女性

IT会社で企画職勤務。就活時は様々な業界を専攻し、秋採用で現在の企業に内定。