就活で大切な企業説明会!参加したのはどれくらい?

企業説明会は、就活の第一歩とも言える大切な存在です。企業の経営方針などを把握するためにも、可能な限り参加したいものです。

ただし、あまり多すぎても少なすぎても効率的とはいえないでしょう。そのため、どれくらい参加すればよいのか迷う人がいるかもしれませんね。

そこで、参加した企業説明会の数を知る目的で、20代の正社員・学生100人を対象にアンケート調査を実施しました。

【質問】
就活時に参加した説明会の数はどのぐらい?

【回答数】
20社以内:54
20~50社以内:33
50~100社以内:10
100社以上:3

20社以内が過半数!参加先の絞り込みや学校が窓口のケースも

アンケートの結果「20社以内」と答えた人が最も多いことがわかりました。

・事前に興味のある会社をある程度絞って、説明会に参加したからです。(20代/男性/正社員)
・働きたい会社が早い段階で見つかったため、それ以上の説明会に参加しなかったため(20代/男性/学生)
・あまりに大量に説明会に行っても、自分の頭の中で整理ができないと感じたため、10社ほどしか聞いていない。(20代/男性/正社員)
・大学生のように、自分から企業を調べて就職活動を行うやり方とは違い、私が通っていた専門学校は学校側が企業を見つけてきてくれてそれに対し生徒が受験をするか否かを決めるやり方だった為。(20代/女性/正社員)

こちらの回答者は54人。就活するときは、就きたい仕事の絞り込みが大事なようですね。

また、希望する仕事との早期出会いもポイントかもしれません。参加する説明会の数が多すぎると迷うとの意見にもうなずけます。

一方、就活窓口が学校のケースもあり、自分から積極的に動かなくてもよいことがわかりました。

このようなコメントもあり、説明会への参加件数には個人の取り組み方だけでなく、在籍する学校の就活スタイルが反映されると言えるでしょう。

説明会への参加数には不安な気持ちが反映!積極的な行動も大事

アンケートの結果「20~50社以内」に次いで「50~100社以内」「100社以上」の順となりました。

・希望業界を絞らずに就職活動を開始したため、またなかなか内定が出ず、複数企業の説明会に参加したため(20代/男性/学生)
・合同説明会に参加したため、朝から晩まで一気に10企業ほどの説明を聞きました。そのほか、しっかりと企業に訪問して説明会に参加したのが10社ほどです。(20代/女性/正社員)
・売り手市場でなかったため、興味のある業界の企業に手当たり次第エントリーしていた。1日に数社掛け持ちして説明会、面接を受けていた、(20代/女性/正社員)
・大学の主催だったので、規模はこれくらいだった。ただ開催期間は何日にも及んでいた(20代/男性/学生)

20~50社以内の回答理由には、業界を絞り込まなかったことや、合同説明会への参加が関係しているようです。就活生に不利な状況(「50~100社以内」の回答者)との意見にも注目されます。

学校主催の説明会があると参加しやすい(「100社以上」の回答者)と言えるようですね。説明会への参加数が多くなるのは、就職に対する不安な気持ちの反映かもしれません。

合同説明会への参加に1日を費やした人も少なくないようです。そんななかでも、自分から積極的に企業訪問することも大事だとわかる結果になりました。

合同説明会への参加と企業への個別訪問の組み合わせもポイント

企業説明会への参加数で最も多いのは20社以内ですが、以降、数が増えるごとに回答者数が減少することもわかりました。

働きたい業界が決まっている人は焦点を合わせやすいため、説明会への参加数が少なくて済むかもしれませんね。

また、合同説明会は多くの企業を知るチャンスですが、企業への個別訪問と組み合わせることもポイントになるようです。

就活生の人や、これから就活を始める人は、こちらに寄せられた先輩の声をヒントにしてはいかがでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20 – 29 【職業】正社員 学生
■調査期間:2018年12月27日~2019年01月10日
■有効回答数:100サンプル

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